日常生活で、何気に撮った写真が売れてお小遣いできるとすればどうしますか?
しかも、インスタやツイッターのように無料で登録できて、売れなくてもリスクなし。
スマホで撮影した写真をアップし、趣味感覚でお小遣い稼ぎができるアプリがSnapmart(スナップマート)です。
クリエイターの数は、2016年の時点で10万人以上。2017年4月には、購入登録企業社数、1000社突破が発表されています。
今回は、Snapmart(スナップマート)アプリでどれだけ稼げるのか、売るコツや使い方などを解説していきますね。
この記事では以下についてわかります【目次開く】
Snapmart(スナップマート)で写真がいくらで売れるの?
まずスナップマートで稼ぐ方法は2種類あります。
- マーケットプレイス:フリーテーマで出品。『販売価格×報酬率』で売り上げ決定
- コンテスト:企業が募集しているコンテスト。報酬率100%。応募して入賞すると賞金や商品獲得
コンテストをいくつか見ると、企業のアンバサダーに選ばれたら10,000円といった案件も!
スマホで撮影した写真が、びっくりするほどの高収入になる可能性もあるんですね。
以下のように、マーケットプライスで何百何千と販売したり、コンテスト入賞の数もすごい方もいらっしゃいます。
よくは探していませんので、もっとすごい方がいるかもしれません。
マーケットプレイスの販売価格
マーケットプレイスで売れた場合の『販売価格×報酬率』ですが、まず写真販売価格から見ていきましょう。
写真サイズなど種類別 | 販売価格 |
Sサイズ(長辺800px) | 324円 |
Sサイズ(人物モデルリリースあり) | 405円 |
Mサイズ(長辺1,500px) | 540円 |
Mサイズ(人物モデルリリースあり) | 675円 |
原寸大(長辺1,501px以上) | 1,296円 |
原寸大(人物モデルリリースあり) | 1,620円 |
定額制(人物モデルあり・なし) | 86円 |
エクストラライセンス(オプション) | 3,240円 |
著作権譲渡(オプション) | 32,400円 |
(税込価格)
個人が特定できる人物(モデル)が写っている写真は、販売価格が25%アップします。(モデルから『モデルリリース(肖像権使用許諾 書)』を取得が必要。)
スナップマートで写真を購入する方は、定額制・標準ライセンス・エクストラライセンスという3種類のプランがあります。
ご購入者の毎月のご利用額によって変わるんですね。
定額制での写真購入だと、1枚86円です。
報酬率
そして、報酬率は、登録状況や活動・販売実績(ユーザーランク)で異なります。
一定の条件を満たすとメダルが付与され、メダルの数が増えるとユーザーランクもレベルアップ。
ユーザーランクレベルに応じて、報酬率が上がり、写真が売れて得られる収入もアップしていくんですね。
報酬率 | ランク | メダル数 |
30% | レベル1 | 0 |
35% | レベル2 | 3 |
40% | レベル3 | 7 |
45% | レベル4 | 11 |
50% | レベル5 | 15 |
55% | レベル6 | 19 |
60% | レベル7 | 非公開 |
- 定額制で写真が売れると、86円×30%=24円
- Sサイズ324円の写真が売れると、324円×30%=97円
- レベル5にランクアップし、人物モデルリリースありのMサイズが売れれば、675円×50%=337円
ランクアップするメダルを獲得する方法は?
- 本人確認書類を提出、受理される
- 名前・住所・連絡先の登録
- 定額制への参加
- タグ・コメントのついた写真10枚以上出品
- タグ・コメントのついた写真100枚以上出品
- タグ・コメントのついた写真500枚以上出品
- コンテストに3回以上応募する
- モデルリリースありの写真10枚以上出品
- 位置情報を公開した写真50枚以上出品
- 編集部セレクションに5回以上選定
- 出品写真が10枚以上売れる
- 出品写真が50枚以上売れる
- 出品写真が100枚以上売れる
- 出品写真が200枚以上売れる
出品すればするほど、売れれば売れるほど、ランクアップできるんですね。
スナップマートの使い方
アプリをダウンロード
まず、スマホからスナップマートアプリをダウンロードします。
ここは説明するまでもなく、誰でも簡単に進められますね。
プロフィールや本人確認などを入力
右端から管理画面を開き、以下を設定していきましょう。
- 本人確認提出
- 連絡先設定
- プロフィール
- 振込口座
持っている方は、ツイッター・インスタのアカウントを設定しましょう。コンテストに応募する際、必要な場合があります。
この管理画面では、はじめてガイドやヘルプなどもあり、とてもわかりやすく解説されています。
出品する
写真の出品は、いたってシンプル。誰でも簡単にアップロードできます。
- 写真の出品は、真ん中の赤いボタンから
- タップすると、カメラロールが表示されるので、そこから売りたい写真を選択
- 投稿のルールにチェック、下部の出品をタップ
- 出品準備完了
- 写真の管理で、準備中の写真を編集
- 必要な項目を入力、保存をタップ
(5)で必要な項目は、一目瞭然。
- 検索ワード
- 写真タイトル
- コメント
- 人物確認にチェック
- 位置情報を含めるかどうかにチェック
- 企業のロゴやキャラや商標などが写っているかどうかチェック
私の撮影した写真から連想されるもの。
空・雲・夕焼け・夕暮れ・樹木・色・センチメンタル・多色・色表現・公園
10個のタグをつけました。
キーワード候補が表示されるので、あてはまるものを選び、不足しているタグを追加します。
この検索ワードが2個以下の場合、出品できません。
写真タイトルは、勝手に入っていたままで続行。もっといい感じのタイトルがありそうですが、ひとまずそのまま出品しました。
その他、コメントやチェックを入れ保存をタップすれば、出品完了です。
以下のように、売れ筋のカテゴリも掲載されています。
- 自撮り
- 肌
- 学校生活
- 旅行
- ビジネスシーン
- パソコン
- ダイエット
- 妊娠・出産
- 桜
- コーデ
- 電話機
- スーツ
- ヨガ
- トレーニング
- ピンク
- 多色
- フォトジェニック
- インテリア・家具
- 医療・介護用品
今回出品した空の写真、私はこの中の『多色』から選択して出品しました。
すると、5分もたたないうちに、空の写真にハート♡をつけてくれた方が!
ハートつけてもらってなんだか嬉しくなっちゃった♪インスタやツイッター・フェイスブックのいいねと同じだね。
スナップマートで写真を売れやすくするコツ
スナップマートで写真を売るための秘訣はいくつもあります。
- テーマや雰囲気で統一感をつくる
- 誰に届けるのか明確にする
- タグ(検索ワード)をうまく活用する
- アングルやピントの合わせ方など良質な写真撮影
- 出品頻度を高めにする
- SNSでシェアする
インスタでもそうですが、何か自分の決めたテーマの写真を多く取り揃えます。
色々な写真が並んでいるよりも統一感がある方が、見ていても綺麗ですよね。
ですから、私が出品した過去スマホで撮影していた写真2枚は、あまりいい組み合わせとは言えません。
簡単に言えば、専門店を作るイメージです。以下、2人のクリエイターの方のポートフォリオです。
何となくわかりますよね。
そして、ターゲットを想定するんです。
男性か女性か?年代は?使えるシーンはどんなか?どんな企業をターゲットにするかなどで、写真の売れる数が変わってくるでしょう。
そして、検索ワードを多めにつけると、検索してもらいやすくなるんですね。いわゆるハッシュタグのような役割です。
また、ずっと放置しているよりも、更新頻度が高い方が見てもらえる数も増加する上、ファンも増えます。
頻度が遅ければ、休みの多いお店・お客さまの入らない人気のないお店と同じですね。
ポートフォリオによい作品が増えてくれば、SNSでも人気が上昇するでしょう。
アイデアの1つとして、書道や筆文字写真の投稿をしていく方法もあります。アイデア次第で自分だけのオリジナルを生み出せたら、とんでもなく稼げるかもしれません。
詳しくは以下からどうぞ
スマップマートで少しでも多く稼ぐには?
モデルリリースを取得する
人物が写っている写真のうち個人が特定できるものは、その人許可が必要です。
初めにご紹介したように、モデルリリースを取得すると販売価格が25%もアップするため、人物写真が販売できる人は収入が多くなります。
コンテストに参加する
スナップマートでは、多くの企業さんがよい写真を集めるためにコンテストが開催されています。
コンテストの中には、選ばれた方のみが投稿できるコンテスト・アンバサダー募集案件があります。
当選した方は、送られてきた商品の写真を撮影します。
コンテストの報酬は10,000円以上になるものもありますので、大きく稼げるでしょう。
ほとんどの場合、Instagramへハッシュタグをつけた投稿もセットとなっているため、インスタは必須です。
スナップマートで写真を販売する注意点
スナップマートでの写真販売は、いくつかのルールがあります。
- 企業のロゴマークなどの商標が写り込んでいる写真
- 私有地で撮影された写真
- 寺社仏閣・有名建築物が写り込んでいる写真
権利者が許可をしている場合・写り込みの面積が極めて小さい場合は、 クローズド販売ではなく通常の形式でオープンに販売される場合もあります。
なお、自身でクローズド販売を設定するには、「写真 情報編集」画面にて「権利(クローズド販売の設定)」にチェックを入れると、自動的にクローズド販売になります。
その時は、商品名・ブランド名・企業名などのタグも入れておくと売れる確率がアップ。
(注意:クローズドのチェックは一度保存すると元には戻せません。)
スナップマートのスマホ写真販売体験談
以下は、スナップマート公式サイトで掲載されている、実際に写真販売されている方のインタビューです。
使っているカメラは、Sonyα7レンズSigma35mm F1.4 DG HSM、オールドレンズNikon35mm f1.4で、スナップマートに出品している写真の割合は、デジタル50%、フィルム写真30%、iPhone20%。
実はスマホで売れた写真も多く、売れてる写真に機材は関係ないと感じています。
同じ写真でも、明るさが普通なものと、明るいものを出品していたら、明るい方が売れる傾向にあるようです。
TSUBAKIのアンバサダーの時の募集記事のアイキャッチで使われたのが、Snapmartで販売している私の写真でした。
カメラを使用もしているこの方、スマホで撮った写真も多いと語っていますね。
TUBAKIアンバサダー募集のアイキャッチで使われていた自分の写真を見て、どれだけ嬉しかったことでしょう。
そして、なんとそのアンバサダーでも選ばれているんです。
ものすごい活躍ぶりですね。
2016年6月に登録、2017年2月時点で、売上10,000円超えの大学生。
リクルート運営のマジ部主催『フォト湯ジェニック』コンテストで2枚受賞。
人物の写真が中心。
これから流行りそうだなと思いました!理由は、皆写真をインスタにあげるだけで、もてあましているから、それを使ってもらってなおかつお金も儲かるなんて有効活用ですね。
時間はかかってはいますが、売上10,000円を超えているという大学生。
コンテストでも受賞し、大変やりがいを感じられているようですね。
楽しみながらお金も稼げる、本当に有効活用です!
ほとんどスマホ(iPhone7)で撮影しています。たまにCanonのミラーレス一眼(EOS M10)使用。
2016年7月頃に、夫が「これ、面白そうだよ!」と勧めてきたのがきっかけです。実は「素人の写真が本当に売れるの?」って半信半疑でした。
でも夫が「いや、企業ニーズがあると思う」と力説していたので始めてみました。笑
『自慢の食卓』コンテストで受賞、『enNatural主催のホットスムージーコンテスト』で最優秀賞。
この方の旦那さまは、時代の動きが先読みできるのでしょうか。
現代では、素人の撮る写真だからこそよさがあると考えていいかもしれません。
ゲッティイメージズジャパンの『iStock』のクリエイティブプランニング部門ディレクターがこう言及しています。
"PERFECTLY IMPERFECT(完成された未完成)"。
ピントや露出が合っていないなど、以前は技術的にNGとされていたような写真でも、構図や人物の表情、光の加減などが優れていたり、雰囲気のあるものが人気を集めている。
SNSの流行がストックフォトのトレンドに影響を及ぼしている。
"POINT OF VIEW(視点)"。
ウェアラブルカメラの登場などにより、通常のカメラでは撮ることのできなかったビジュアルが増えている。
頭上から捉えた写真や動物目線で捉えた動画など、ユニークなポジションや角度から撮影された臨場感あるコンテンツの需要も供給も増えている。
また、スナップマートの調査では、SNS広告ではプロより一般ユーザーの撮影写真の方が1.5~2倍の『いいね!』があったのだとか。
簡単に言えば、プロは型にハマりすぎてしまうという感じでしょうか。
素人にしか撮れない写真。もし、それが売れて稼げれば、もはや素人ではありませんね。
大きく稼ぐ夢が広がるスナップマート
スナップマートのアンバサダーで活躍していると、スタッフの目に止まり『Snapmartの認定クリエイター』としての活動ができる可能性があります。
こんな写真が納品できます!「ブツ撮りライト」https://t.co/nRdfuSelHr
この2人のクリエイターさんは、スナップマートのアンバサダープランで頑張ってくれていたので、「認定クリエイター」として指名での撮影仕事をお願いしています!今この2人のクリエイターさんのインタビュー記事も作成中✍️ pic.twitter.com/XqHVQL4laE— Ayumi/Snapmart営業広報 (@ayumisns) July 6, 2018
認定クリエイターは、企業指名で撮影の仕事を受ける仕事ができる人のこと。
スナップマートは、一般の人や中小企業だけでなく、大企業も購入者です。
yahoo!、化粧品ブランド『ライスフォース』、天使のブラでおなじみの『トリンプ・インターナショナル』、フレグランスブランド『レールデュサボン』、フランスの高級チョコレート『ラ・メゾン・デュ・ショコラ』、女子向け動画ファッションマガジンサイト『C CHANNEL』や、ファッションブランド『THE SHOP TK』…
そういった企業からの指名が入れば、立派なクリエイターですね。
また指名撮影案件へ応募もできます。指名案件は、写真1枚3,000円〜8,000円の謝礼金。内職しているよりも稼げる上、やりがいがありますよね。
スマホカメラではなく、一眼レフを使って活動している方もいます。
ただのお小遣い稼ぎではなく、本腰を入れてフォトグラファーとして活動していけますし、自分に対する価値観もしっかりと見出せます。