POPと言われる販売促進の手法をご存知ですか?
普段、スーパーをはじめ、さまざまな場所で見る値札やコメントなどがそれ。
『購買時点』を意味するPoint Of Purchase(ポイント・オブ・パーチェス)の頭文字をとって名付けられたPOP。
パソコンで作成し印刷した機械的なチラシやプライスカードがある中、手書きのPOPライターもまだまだ需要がある仕事です。
ここでは、パソコンが苦手でも家ででもできる手書きPOPライターについて解説したいと思います。
この記事では以下についてわかります【目次開く】
家でできる副業『在宅ポップライター』ってどんな?
ポップライターは、棚などに貼られたプライスカードやキャッチコピーが書かれたカードやポスター、天吊りなどを書く仕事を行う人のこと。
ドラッグストアやコンビニ・レストランやカフェ・アミューズメント施設など、さまざまな場所で見られます。
よくあるスーパーの値下げプライスカード。
『今売れています!』『激安特価』『おすすめ!』など、つい目に止まります。
値下げや期間限定などの文言につられて「安いし、ついでに…」など、買うつもりはなくてもつい買ってしまうことってありますよね。
『1000円』というポップがつけられたポールも同じ。
1000円だからと思って気にいる洋服を見つけたら、2000円だった…「なんだよ!詐欺じゃん」なんて思っても、気に入ったしどうしても欲しい。このような感覚を感じるのも、ポップの効果とも言えますね。
ポップライターは、購買意欲を高めるためになくてはならない仕事です。
在宅ポップライターには資格が必要?
ポップライターには、資格を取得するさまざまな講座があります。
- ユーキャンの手書きPOP講座
- 日本デザインプランナー協会のPOP広告デザイナー(資格検定)
- 一般社団法人日本POPサミット協会のPOP検定(POP広告クリエイター技能審査試験)
- 日本インストラクター技術協会のPOP広告アーティスト
- 公開経営指導協会のPOP検定
- SARA講座のPOPデザイナー、POPライターインストラクター
1万円〜2,3万と、価格はさまざま。
口コミでは、POPのスキル向上や、在宅POPライターとして仕事を行う上で、資格取得がプラスになるため資格を取ったという方も。
しかし、ポップライターは必ずしも資格が必要な仕事ではありません。
字の上手い下手は二の次。筆文字やデザイン書道などのように、センスさえあればOK!
どれだけ消費者の心を掴むポップを書けるかにかかっています。
そして、何よりPOPが好き!という気持ちが重要です。好きな仕事には情熱を傾けられますよね。
私が過去洋品店でアルバイトをしていた時、プライスカードなどのポップを書いていましたが、メーカーさんから「少し勉強すればもっとうまくなる」と褒めてもらっていました。
そのため、資格を取って基本的なコツなどを取得した方がいいかもしれませんね。
在宅ポップライターでどれだけ稼げる?
ポップライターは、稼げる金額に大きく差があり『どれだけ稼げる』という基準はありません。
- 在宅か通勤か
- ポップライターとして雇われる
- フリーのポップデザイナーとして、注文を受ける
通勤ポップライターの場合、時給900〜1,500円ほど。
在宅では、1枚数百円〜数千円まで。どれだけ高い仕事を受けるかによっても違うでしょう。
メニューを書いたんだけど、アルバイトとして1枚2,000円を2枚。
すごく楽しかった!
一度、ポップライターとしての仕事を請負い、専属になれれば継続して仕事がもらえますね。
アメーバで手描き専属ポップライターになった方のブログがありました。
この方の作品がこちらです。
関東エリアの全店舗対象のPOPコンテストで、2位を獲得しているのだとか。素晴らしいですね。
在宅ポップライターの求人先は?
通勤ポップライターと違い、在宅ポップライターの求人は、簡単には見つかりません。
手書きポップが販売促進ツールとして必要とはいえ、やはりパソコンを使ったデザイン制作などが主流になっているんですね。
ただ、ドンキホーテなど企業の通勤ポップライターの仕事なら、色々と見つかります。
数枚のポップを書くだけなら在宅でも可能でしょうが、毎日多くのPOPの仕事がある大企業・量販店などの場合、どんなポップを書くのか販売スタッフとの打ち合わせが必要ですよね。
会議はもちろん常日頃のコミュニケーションは必須。
以下のページでは、ポップライターとして活躍している主婦の体験談が掲載されています。
そのため、自身で手書きポップ制作を発信して探す必要があるでしょう。
いわゆる『テレワーク』でできます。仕事自体はテレワークでなくても、発信することができます。
テレワーク協会に相談したり、厚生労働省委託事業を行なっているテレワーク相談センターのセミナーに参加したり、ポップライターとしての働き方について考えていってもいいですね。
ただし、これらの機関ではポップライターをはじめ在宅ワークのあっせん・紹介などはしてくれません。
あくまでもどのように自分で仕事を請け負って行けばいいのか、アイデアなどのアドバイスがあるだけです。(POPライターであるのかどうかはわかりませんが…)
在宅ワークをはじめ内職なども、自分から行動しなければなかなか見つからないとも言えるんですね。
そこで、クラウドソーシングサイトを利用しましょう。
ココナラでは、以下のように手書きポップを出品している方がいます。
手書きPOPお書きします
目を引き見やすく読みやすいPOPを心がけてます。
そして、自身のインスタに手書きポップを掲載しています。
手書きPOPインスタはこちら
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さほど多くは仕事が入らない可能性もありますが、100件近く販売している方もいます。
ココナラやクラウドワークスで『手書きポップ』を出品しながら、色々な探し方をするのが◎。
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そして、その他在宅データ収集やネットショップの商品登録在宅など、誰でもできる簡単な仕事なども同時に行えば、何が自分に合っているのかどのように稼げばいいのか、新しい発見があるかもしれません。
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手書きポップライターで手応えを感じられたら、資格を取得してスキルアップしてもいいですね。