大学生は、本当にお金がかかります。サークルにかかる費用はもちろん、遊び代は大人と変わらずかかって当然。普通に働けるとはいっても、学業が大変な中、お小遣いに困る大学生。
世間の大学生のお小遣いは、どのくらいもらっているのでしょうか。お小遣いの平均額はどのくらいなのでしょう。
この記事では以下についてわかります【目次開く】
実家暮らし大学生のお小遣いの平均額
全国大学生活協同組合連合会のお小遣い平均額
全国大学生活協同組合連合会の『国公立・私立大学の調査』では、以下のような結果になっています。
大学生のお小遣いの平均額は、約14,000円。
小遣い | 13,550 |
奨学金 | 11,040 |
アルバイト | 37,920 |
定職 | 190 |
その他 | 1,350 |
収入合計 | 64,070 |
食費 | 12,580 |
住居費 | 270 |
交通費 | 8,680 |
教育娯楽費 | 9,470 |
書籍費 | 1,340 |
勉学費 | 1,130 |
日常費 | 5,280 |
電話代 | 2,210 | その他 | 2,770 |
貯蓄・繰越 | 18,880 |
支出合計 | 62,590 |
ただし14,000円がお小遣いとは言っても、交通費・昼食代ほか書籍費などは省かれています。電話代が安すぎるのには疑問が浮かびますが、携帯代のことでしょうか。
日本学生支援機構のデータからの予測お小遣い平均額
平成26年度学生生活調査では、『家庭からの給付額』は年間1,193,800円。月に約99,000円。(年間表示を月で割り、平均を出しています。)
家庭からの給付 | 99,000 |
奨学金 | 33,000 |
アルバイト | 26,000 |
定職 | 4,650 |
収入合計 | 16,2650 |
授業料 | 76,000 |
その他学校納付金 | 10,000 |
修学費 | 4,000 |
課外部活費 | 2,900 |
通学費 | 5,500 |
小計 | 98,400 |
食費 | 14,000 |
住居・光熱費 | 15,000 | 保健衛生費 | 3,000 |
娯楽・し好費 | 11,000 |
その他の日常費 | 11,000 |
小計 | 54,000 |
支出合計 | 152,400 |
家庭から、約10万円のお小遣いをもらっているのかと驚きますよね。
ただし、収入と支出がマイナスになっていますね。授業料も含められているため、学費を差し引いて考えると、マイナスが約10,000円です。
このマイナスになっている金額約10,000円が、実質のお小遣いでまかなわれていると考えてもいいでしょう。
そう考えれば、前にあげた全国大学生活協同組合連合会のお小遣い14,000円は妥当な数字。
アルバイト月26,000円が平均となっていますが、それだけ稼げない大学生もいるでしょう。このようにしてみると、本当にカツカツですね。
大学生のお小遣いの妥当な額は?
各家庭によって、与えられるお小遣いには差が出てきます。今回私も初めて、大学生のお小遣い平均について調べましたが、どうすればいいかと悩んでいる方は目安になるでしょう。
私の家庭では、大学生の娘(2年生)へのお小遣いは月に1万。
家庭教師や派遣バイトなどに行っているため、月によりばらつきがありますが20,000〜60,000円ほど稼いでいるからです。高校生の頃のお小遣いも1万でしたが、お小遣い値上げはしていません。
月に3万ほど稼いでいる大学生なら、お小遣いなしでも問題ないとは感じます。アルバイトをしている上、もう20歳です。むしろお小遣いは、不要なのでは?とも考えています。昼食込みで、2万3万のサラリーマンがいるくらいですからね。
とはいえ、その他にも洋服代やもろもろかかるため、やっぱりお小遣いなしではかわいそうということで1万円としています。
アルバイトをしていないなら、お小遣い1万の上、携帯代や定期代・昼食代として最低でも2〜3万円(お小遣い+の合計3万円)はあげるべきだと考えています。
以下は大まかなうちの支出ですが、3万円でも最低のお小遣い額と考えてあげるべきかなと感じています。
- 授業料:約10万
- 交通費:約1万
- 携帯代:約1万
- 昼食費:約1万
ですが、1万円も出せない苦しい家庭もあるでしょう。主婦がパートしても、大きく稼げるわけではありません…。全て自分でまかなっている大学生もいるようにアルバイトはさせるべき。学業に支障がない範囲のアルバイトをさせるべき、するべきですね。
『大学は遊びに行くようなもの…。だから私は行きたくない。』そう言って、親の進学の勧めを拒否した私。私の夢は、出産。『いいお母さんになりたい。』ただそれだけでした。
2017年の大学進学率61.4%に比べ、私の年では24.7%。自分は行きたくないと思ったものの、時代は流れていますし、やはり自分の子どもには行って欲しいもの。
とはいうものの、ここまでお金がいるとは…。
奨学金も借りていないため、今は貯蓄は一切できていません。本当は奨学金を借りて、貯蓄に回さなければいけないのでしょうが、子どもに借金をさせたくないという思いがどうやっても変えられません。
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