夫婦2人だけならともかく、赤ちゃんや小さな子どもがいるのに、ゲームばかりしている夫。

子どもの前でゲームばかりをしている父親に対し、イライライしている女性も多いでしょう。

ゲームばかりをする父親、子どもに悪影響があるのかないのか…。

考えていきたいと思います。

ゲームばかりする父親!子どもへの悪影響は?

子どもの前でゲームばかりする父親、子どもへの悪影響は、はっきり言ってあります!

赤ちゃん・子どもの目に悪影響!父親のゲーム

子どもをだっこしながらゲームをしている父親の画像

テレビやスマホによる子どもに対する悪影響が、かたおか小児科クリニック院長の片岡正医師によって言及されています。

  • 子どもが受け身的に長時間テレビやDVDを見ると、言語や社会性の発達に悪い影響を及ぼすことがある
  • スマートフォンが発するブルーライトが、刺激が強すぎ視力が低下する恐れがある

上の画像のように父親がゲームをし、赤ちゃんや子どもが画面を見続ければ、悪影響があって当然。

片岡正医師は、以下のポイントを紹介しています。

  • 2歳まではスマホ・テレビ・DVDを見せる時間を、トータルで1日1時間以内に
  • 見せる時間帯も大人が決めて1日のリズムをつくる
  • 授乳中、食事中のテレビ・DVD・スマホの視聴はやめる
  • テレビは画面から2m(できれば3m)以上離れて、正面から見る
  • 大きすぎない音量で
  • 明るい部屋で
  • 子どもが楽しめて刺激が強すぎない番組に絞る

 

プッチーナ
いやいや…
 
普通に考えて当たり前のことばかりだよね。

リッチーナ
でも、それをわかっていない父親がいる現実。
 
奥さまは、本当に困っているよね。

 

目は、取り替えがききません。一度悪くなった視力は回復できませんよね。

子どもにゲームを見せ続けるのは、考えもの。子どもの将来に関わります!

子どもの言語能力に悪影響

子どもにミルクをあげながら、ゲームに夢中になっている父親

では、「子どもに画面を見せなければいいのか?」という父親の言い訳のような声も聞こえてきそうですね。

たとえ、テレビやスマホの画面を見せなくても、大人がゲームに夢中になっていては、当然悪影響を及ぼします。

子どもの将来的な認知能力などに影響を与えるものは、幼少期に話しかけられ、話すという会話のやりとりだ

出典:GIAZINE

子どもの「語彙力格差」は母親との会話に原因がある

 
「言葉がわからないから、黙ってゲームしてたっていいだろう」本当にそうでしょうか。

美味しい・嬉しい・悲しい…このような感情を教える親の務め。子どもは日々それを習得していきます。

何も話せない赤ちゃんだからって、上の父親のようにゲームをしているようでは、赤ちゃんはその間何も学べません。

  • 毎日「美味しい?」という言葉を聞き、おいしいの意味を知る
  • 笑顔と同時に「嬉しい」「楽しい」という言葉を認識していく

子どもの成長は、繰り返しです。

6歳のお子さんで語彙力が一番高い子で、11歳レベルに匹敵するという子がいたんです。この年齢の語彙力だと「礼儀」とか「銀河」「浴室」「選挙」などが理解できますが、驚いたのはその子は「蔵書」の意味までわかる。「蔵書はどれ?」と質問すると本棚の絵を指せます。

一方で、2歳児並みという子もいました。2歳児レベルですと、例えば「頭はどれ?」と聞いても、お人形を指せません。それから、「湯気はどれ?」と聞いてもヤカンから湯気が出ている絵を選べない。同じように「封筒はどれ?」「切手はどれ?」、こういう質問に答えることができません。わずか6歳までで、9歳分の幅がありました。

 

『蔵書』という言葉を小さな子どもが理解できるのは驚きですが、2歳児並みの子どももいる現実。

『頭』『湯気』『封筒』『切手』『礼儀』『銀河』『浴室』『選挙』…親から聞かなければ、言葉は覚えられませんよね。

どれだけ親が表現しているかによって、表現の仕方に違いが出てくるのも当然。

おまけに、父親がゲームばかりしていたのでは、父親の愛情も感じないでしょう。

リッチーナ
当たり前ですよね。
 
頭の中はゲームでいっぱい。その瞬間、愛情をかけてミルクをあげているわけではないんですから。

子どもの心にさまざまな障害を生む

親の過剰なゲームは、子どもの言語能力に関係しているとすれば、当然コミュニケーションも阻んでいる状態です。

ゲームだけに限らず、親のスマホ依存は、コミュニケーション障害や愛着障害をも引き起こすとも言われています。

また、子どもが「パパあのね」と声をかけても、生返事だったり無視していると、キレやすい子どもになるのだとか。

自分の存在が重要ではないとも感じます。

普通に考えればわかりますよね。

父親のスマホゲーム=スマホネグレクト

パソコンに夢中になり無意識でネグレストをしている父親と子ども

(社)日本アタッチメント育児協会は、親がスマホに夢中になる状態は『スマホネグレクト』へ悪化すると言及しています。

  • 子どもが親に話しかける
  • 親がスマホ(ゲーム)に必死
  • ぐずったり泣いたり、一生懸命に答えてもらおうとする
  • それでも、親は答えない
  • 子どもはあきらめて静かになる

ここまでの段階にくると、ネグレクトになるのだとか。

スマホを触りながら応答した場合も、放っておくのと結果は同じです。目を合せて、心を向けて、愛情を持って、そして、その子だけに向けた時に、はじめて満たされます。

「ながら」では、無視されているのと何も変わりません。子どもにスマホ持たせて静かにさせる行為も、「養育の放棄(アタッチメント形成機会の放棄)」という観点でネグレクトに分類できます。

 

リッチーナ
昔、ある病院で、3歳くらいの男の子を連れた母親がスマホゲームをしていたの。
 
何もせずじーっと黙って座っている小さな子ども。
 
ゲームしている親にとっては『おうりこうさん』になるんだろうけど、そうではなく、抑制されてるだけ。
 
私、本棚にある絵本を読んであげたくてしかたがなかった。涙出そうになったよ、ほんと。
 
で、1時間ほど経過して、ソワソワし出したんだよね。「ねぇママ〜」って。
 
すると、その母親「じっとしていないなら、外へ行きなさい!だから家にいなさいって言ったのに。」って怒鳴ってたんだよ。
 
で、またゲームに戻ってた…。その子は、スネながら黙って下を向いてたんだよ。たった3歳くらいの年齢で…。

 
まさに虐待だよね。

プッチーナ
世の中のゲームばかりする父親が、外でその光景を見たら少しは気づくのかもしれないね。
 
他人のことはよくわかるから。

リッチーナ
そうかもしれないね。
 
その子はどんな思いをしていて、どんな風に育つんだろうって、すごく切なくなったけど、今思えばどんな父親になるんだろう…