お金の管理をしているのは夫か妻に分かれ、どちらかと言えばお小遣い制の方が多いでしょう。
お小遣いをもらっていても、霧のように消えていくかのように感じるお金。
あなたはお小遣いだけで、毎月不自由なく暮らせていますか?自由になるお金、どのくらいありますか?
この記事では以下についてわかります【目次開く】
自由になるお金どのくらいありますか?
niftyお小遣いについてのアンケート
年代別に分けられた『お小遣い』もしくは『自由に使えるお金』。2491人の割合です。
どの年代でも金額はバラバラですが、統計は以下のようになっています。
- 2〜3万:20%
- 1〜2万:18%
- 5000〜1万:10%
- 5000円未満
この金額を、多いと考えるのか少ないと思うのかは、育ってきた環境や価値観でかなりの差があるでしょう。
男性会社員の場合、お昼代込みかどうかでも違ってきます。ゲームソフト1つでも、5000円以上かかります。お昼代込みではなくても、5000円では何もできない時代。
専業主婦であっても、友人と映画へ行ってランチを食べれば、電車賃往復プラスで4000円は軽く飛んでしまうでしょう。
自由になるお金とは言えない状態。それでも、我慢して耐えている男女。少なからず、満足だと思っている男女もいましたが…。
お小遣いや自由に使えるお金が5000円未満で、もっとも多いのが『30代以下の専業主婦』です。
もちろん満足度も、1番低くなっています。これでは、不満が出ても仕方ありませんね。
ただし私が思ったのは「本当に、それだけしか自由に使えないのか?」ということ。
この夫婦のお小遣いの詳細はわかりませんが、どちらがお金の管理をしているかで全く違ってきます。
自由になるお金ほんとにそれだけ?
明治安田生命で行われた「いい夫婦の日」にちなんで、おもしろいアンケート結果があります。
既婚者20〜70代男女対象に行われたものです。
平日のランチ代平均
- 男性平均703円
- 女性平均1082円
へそくり合計
- 男性平均713,003円
- 女性平均1,083,987円
ただの統計ですし上のアンケートとは違う回答者ですが、お金の管理をしているのは予想では妻の方が多いでしょう。
だからこその、ランチ代・へそくりの差が生じていると考えられますね。
お金の管理をしている方は、少ない中なんとかやりくりしようとすれば、自由になるお金も作れます。
正直お金の管理をしたもの勝ちです。
「足りない」と言われても「ない」と言えばそれまで。お小遣いをもらっている方は、諦めるしか方法はありません。
小銭はバカにできないもの。積もり積もれば山となりますよね。
だからこそ、私はお金の管理は『女』がすべきだと考えています。
もちろん、足りなくなれば足りない分、いくらでもくれる旦那さんなら問題ありませんが、経済的に余裕のない家庭の方が大半ですよね。
根本的に、男と女は全く人種が違います。
本能に抗えない男性が、自由になるお金があると…だいたい予想つきますよね。中年になれば、レスになる夫婦も多いでしょう。女と違って、なくてはいけないもの。
だから旦那さまがお金の管理をしているようなら、管理者は交代した方がいいような気がします。
(もちろん、逆パターンだってあります。私は、そのどちらのパターンも知っていますが…。)
主婦が自由に使えるお金なぜないの?
夫がお金の管理をしていて、自由に使えるお金がない主婦。なんで?って思いませんか?
まだ子どもが小さいうちは、パートに出たくても出られませんよね。無認可の保育園にしか入れられない場合、保育園代だけでもかなりの金額になるでしょう。
働いた分だけでは、足りない場合もあります。
40代50代にもなれば、高齢の両親の面倒があり働けない女性もいるでしょう。
仕事へ行っていても、家事に育児全てこなしている女性。家事はれっきとした仕事だと捉えるべき。
妻が家の仕事をするのが当たり前なら、夫が外で仕事をするのも当たり前。
なんなら、折半していいくらいかも。
なかなか余裕がなくて、そうはいかないのが現実ですが、妻の仕事を深く考えていない男性多いような気がします。
ちなみに、夫の稼いだお金を『夫への小遣い』と表現するのも反対ですよ。
専業主婦・パート・フルタイム 自由に使えるお金の差
博報堂 こそだて家族研究所アンケート
博報堂 こそだて家族研究所アンケートのアンケートで、自分のために自由に使えるお金は以下のようになっています。
- フルタイム主婦:平均26,725円
- パート・アルバイト主婦:15,562円
- 専業主婦:14,942円
そして、フルタイム主婦はクレジットカード利用率が91.8%。
ネットでの商品を頻繁な購入、カタログ通販の利用率も高く、誕生日やお祝いは働いている主婦ほど外食だという結果になっています。
日常品の買い物でも、フルタイム主婦は、値段を気にせず時短で買い物。専業主婦とパート・アルバイト主婦は、チラシをみて特価品を買う傾向にありました。
子どもに対しても、特別な日でなくてもプレゼントするのは、フルタイムの主婦。
それだけ自分の自由になるお小遣いがあるからですね。
自由に使えるお金は自分で稼ぐ!
世の中お金が全てではありません。
ですが、お金に余裕があると心にも余裕ができますよね。
金銭的に使える範囲に縛られず、自由になれますね。お金は、夫婦関係・親子関係、交友関係だって、全てをうまく回す働きだってあります。
そのために、主婦であっても自分で稼いで自由に使えるお金を作った方がいいんです。
たとえ今自由に使えるお金があろうとも、自由になるお金はいくらあっても困りませんよね。
500円貯金だって、継続すればものすごい金額になります。