欲にまみれた人間。欲はとめどなく溢れ、止まる所を知りません。
「お小遣いがほしい」のは、物欲があるってこと。
物欲が多ければ、お小遣いは少なくなります。
物欲を少なくすればお小遣いが増えるのですから、お小遣いが増えれば物欲は少なくなるんですね。
100%とは言い切れませんが、私は9割以上がそうだと考えています。
確かにお小遣いが増えれば、お小遣いはそれ以上欲しいと思わない。
けど、お小遣いが増えれば物欲が少なくなるってのは、違うんじゃないの?
お小遣いが増えれば、自然と物欲は少なくなるんだ。結果お金が貯まるんだよね。
この記事では以下についてわかります【目次開く】
お小遣いと物欲
物欲が少なくなれば増えるお小遣い
人の欲の基本「食欲」「睡眠欲」「性欲」の『三大欲』。
そして仏教的に言う「財欲」「色欲」「食欲」「名誉欲」「睡眠欲」の『五欲』。
お小遣いは、全ての欲に関わるものですよね。
物欲があって物を買うからこそ、お小遣いはどんどん減少していきます。
これは、誰が考えたって当たり前ですね。
ちなみに、物欲ってなぜか年とともに減少していきます。(私の場合)
新しい洋服買ったのって、いつだったかなって思うくらい^ ^
時々、爆発するけど…
お小遣いが増えれば物欲は少なくなる?
お小遣いが増えれば物欲が少なくなる…それには理由があります。
個人差がありますが、お小遣いが増えれば心に余裕が出ます。
私が『お小遣いを増やす方法』で、紹介したお財布に決まった額を分ける方法。
自由に使えるお金が増えると、リッチな気分になってそれだけで満たされるんですよね。
人って何らかで満たされていると、欲が減少します。どちらかと言えば、お金のない人の方ががめついですね。
本当のセレブは、お金があっても無駄にお金を使いません。
無駄に消費するのは、小金持ちです
人はないものねだりをする生き物。ないからこそ欲しくなる、あればなんてことない…結構色々なものに当てはまるんです。
もちろん完全にそうなるとは限りませんが、お小遣いが増えれば物欲は減ると言ってもいいでしょう。
慌てて買わなくても、困らないのですから。
お金がない人ほど、欲深くってがめつい。
物欲の抑制がツラいと感じる理由
お小遣いを増やすために、物欲を抑えるのは当然ですが、人はなかなか物欲を抑制できません。
無理やり節約して、お小遣いや貯金を増やそうとするからいけないんですね。でも、節約しなきゃお小遣いなくなっちゃうじゃんって思いますか?
『節約』ではなく、必要なものを買えばいいだけです。
必要なものでなければ、お小遣いを使わない。ただそれだけ、物欲の抑制なんて楽チンです。
物欲は、必要だから出るのではなく、必要でなくても欲しくなってしまうもの。
それだけ人間は贅沢なんですね。
イソップ物語の『欲張りな犬』、ご存知ですか?
お肉をくわえているにもかかわらず、川に写った犬のお肉を奪おうとするから、どちらも失くしてしまう…。
滑稽な人間に対する戒めのハナシです。
節約しているのにお小遣いがないのはなぜ?
物欲を抑えるのと、節約は似ていて非なるもの。
- 節約しているつもりでも、物欲を抑えられない人はお金がない
- 物欲を抑えている人は、節約しなくてもお金を持っている
節約しているのではなく、節約しているつもりになっているだけです。
節約していると言いながら、何かと使ってしまってはいませんか?
万円札を崩せば、あっという間に消えてしまうのは、使っているからですね。現実、使わなければなくなりません。
欲しいものを買ってもお金を貯めることができている人は、物欲の調整がうまくできているんです。
物欲を抑制してお小遣いを貯める方法
物欲を抑制してお小遣いを貯める方法は簡単。
欲しいと思ったものを買ってお小遣いを使う前に『本当に必要か』と自問自答すればいいんです。
いわゆる衝動買いをやめる努力ですね。
- これ欲しい
- こんなのずっと欲しかったしな〜
- 今買わなきゃ売れてしまうかも
- 今買わなきゃ、またここに来なくちゃいけないし…
- お小遣いなくって金欠だけど、まーいっか
欲しいものを見た途端、買う気満々になってしまいますよね。
でも、そこで買ってしまう人の多くが、お小遣いの無駄使いをしています。
一定期間考えて、どうしても欲しければまた買いに行けばいいんですね。
数日経過してもまだ欲しい気持ちがある。
電車に乗ってまで、わざわざ買いに行かなきゃいけないのにもかかわらず買いに行くのなら、必要なものだったのでしょう。
面倒臭いから行かないなら、必要ではないものです。
たとえ必要なものだとしても、売り切れていれば買えません。でも買えないからといって、死にませんよね。
残念だな〜と思って終わりです。
本当になくては困るものなら、似ているものを探せばいいですね。
そうすれば、お小遣いで買ったその『物』は、とても価値あるものになります。必要なものであって、ただの物欲で買ったものではありませんから。
それを繰り返していれば、買わなくてはいけないものって、本当に驚くほど少ないとわかります。
私たちは、無駄な買い物にお小遣いを費やしているんです。
お小遣いが貯まる物欲抑制レッスン
- ネイルしている友達、いいな〜
- おしゃれな服を着ているあの主婦うらやましいな
- ブランド製品持っている主婦、お小遣い多いんだろうな
- 友達どうしで海外旅行へ行っているお隣さんいいな
お小遣いが欲しいし、お金も貯めたい。
「贅沢できないのも、お小遣いが少ない原因も、旦那の稼ぎが少ないからだ。」
このように思っている主婦がいます。私から言わせれば、「不服ばっかり言って、いつでも人のせい?」って話なんですよね。
「私はお小遣いはゼロ。1円だってもらっていない。」という専業主婦。
本当にゼロですか。
そんなわけありませんよね。金額は少なくとも、家計費から捻出しているはず。
『お小遣いをもらっていない自分』を悲劇のヒロインにしてしまっている方もいるでしょう。
旦那さまがお小遣いに不服に感じるのは、そういう部分であったりします。
人の青い芝生を眺めては「いいな〜お金が欲しいな〜お小遣いほしいな〜。」と日々思い悩んでいる方。
物欲抑制レッスンをして、少しでもお小遣いを増やしましょう。
- 買いたいと思う
- すぐに買わずに帰る
- 数日考える
ただこれだけで、お財布のお小遣いの減り方がうんと違ってきます。
お小遣いを使えば使うほど、ものを買えば買うほど物欲はどんどん増えます。
どこかでちょっと抑制してあげれば、節約が自然と習慣化してくるもの。
使わなくなった分貯金箱に入れていくと、お小遣いは確実に増えていきます。
完璧にするのは不可能ですが、少しでも心がけたいものですね。