仕事から帰ってきて、休みの日、いつもいつもゲームばかりの旦那さま。
「全く考えられない!」と離婚さえ考える妻がいる中、寂しさを感じている方もいるでしょう。
四六時中ゲームをする夫、会話のない生活。
どのように寂しさを紛らわせればいいのでしょう。
夫がゲームばかりで寂しくて仕方がない気持ちを解消する方法について、自身の経験を交え、考えていきたいと思います。
お子さまがいると、「寂しい」にならず「ムカつく」になるでしょうし、なかなか難しいかもしれません。
この記事では以下についてわかります【目次開く】
夫がゲームばかりで寂しい気持ちを解消する方法
旦那さまがゲームばかりして、寂しさを紛らわせたい女性ができることは、以下の5つの方法です。
- 2人で楽しめる共通の趣味を持つ
- 旦那さまと同じゲームをする
- 自分が楽しめる趣味を持つ
- 夫婦2人でデートする時間を作る
- きちんと話し合いお願いしながら、子どもだと思って見守る
2人で楽しめる共通の趣味を探し、夫と同じゲームをする
好きな食べ物や好きな映画・金銭感覚をはじめとしたさまざまな価値観はもちろん、趣味が同じカップルは長続きすると言いますよね。
同じ考え方だと、お互いに共感し理解できるからです。
夫婦で楽しめる共通の趣味を持つのは、とってもいいことですが、夫の協力が必要なのでそう簡単にはいきません。
そのため、長期に渡って地道な努力が必要になりますね。
夫が食いついてきそうな話題を探したり、面白そうなイベントに誘ったり…。
とはいえ、2人で楽しめる新しい趣味を持とうと思っても、夫の趣味がゲームなら、なかなか変えることはできません。
ゲームばかりする夫は、ゲームが好き。好きなものはできるだけやりたいのが人間です。
ですから、旦那さまと同じゲームを少しだけしてみましょう。
夫が夢中になっているゲームは、妻にとって理解できないどころか、バカじゃないのとさえ考えていますよね。
ですが、やってみなくちゃわかりません。
簡単に言えば食わず嫌いと同じなんですよね。
もし、ほんの少しでも「このゲームって楽しいな」と思ったら、旦那さまと2人で楽しみを分かち合えるかもしれません。
そんな時はどうするの?
言うのは簡単。でも実際には、思う通りにならないのが人生なんだよね。
そんな時は、とりあえず「そのゲームを一緒にしたい!」という意思表示をしながらも、自分だけの趣味を見つけて、少し発散してみるのはどうかな?
自分が楽しめる趣味を見つける
家事育児に忙しい主婦は、『母』として生きてしまいがち。
子どもや夫の面倒ばかりで、自分なんてそっちのけにしなきゃいけない現状ですよね。
でも、その前に人間です。
自分自身の楽しみを持ったって、バチはあたりません。
夫がゲームばかりして構ってくれないなら、自分の趣味を持ち、楽しんでみるのも1つの手。
DVD鑑賞や手芸、ガーデニングなど、できることは色々あります。
ウォーキングや筋トレをして、綺麗なカラダ作りを目指すのもアリ!
家でできる仕事を持ち、コツコツとお金を貯めるのも、夢のある楽しみ方になるでしょう。
貯めたお金で、ごほうびに欲しかったバッグを買ったり、友人とのプチ旅行を計画してもいいですね。
たとえゲームをしない夫であっても、自分の趣味を持った方が、キラキラとした魅力を醸し出すいい方法です。
それに、ほんの安い在宅ワークだって、塵も積もれば山となる!
お金貯めるってほんとワクワクするよ。
だから、お金を貯める時は注意だよ。
夫婦2人でデートする時間を作る
そして、夫婦2人で出掛ける時間も作りましょう。
夫が、ゲームができない環境に連れ出すんです。
- ラウンドワンのスポッチャ
- テニスや卓球
- カラオケ
- ちょっとした公園でするバーベキュー
- プールや貸切温泉
- とんぼ玉や吹きガラスなどの手作り体験・そば打ち体験など
ゲームセンターのメダルゲームを2人でするのも、ゲーム好きの夫なら喜ぶかも。
映画に行っても、ゲームしないのは映画上映中だけ。食事をしながら、スマホでゲーム…。
夫がゲームばかりで寂しい思いをしている女性は、会話やスキンシップを望んでいるんですよね。
この間こちらでお話したように、公園を散歩しながらスマホを見ている人、結構いるんだよ。
外食してても、カフェでも、連れそっちのけでスマホに食いついている人ってすっごい多くて、ほんと怖い。
そんな夫は、スマホと結婚しろ!なんて思っちゃうよね。
以下の書き込みのような不満を抱える女性もいます。
家族レジャーの最中携帯でゲームをすることです。外食で自分が食べ終わるとゲーム、娘と私が少し離れたところにいるとゲーム・・・ちょっとした時間にやっていて歩きながらということはないのですが非常に気になります。
夫は会社員ですが、平日家にいるとき、週末家にいても出かけていてもタブレットもしくはスマホでずっとゲームをしています。
平日は仕事があるので家にいる間ずっと、寝るのも眠れないから、とか眠くなるためにと言いながらゲーム。週末も家にいればゲーム、出かけても運転は私にさせて移動中もゲームです。
どこに出かけてもゲームばかりしているのはとても幼く感じて嫌です。
せっかく出かけても、車の運転中や待ち時間にゲームされた日にゃぁ、はたわたが煮えくり返る思いをするでしょう。
ですが、少しずつ伝えお願いするしかありません。だって、夫は『子ども』と同じなんですから。
話し合いお願いしながら、子どもだと思って見守る
夫が自分に対し全く気持ちを向けてくれない寂しさ…1人ぼっちになったような気さえします。
結婚するまでは構ってくれていたのに、夫が変わってしまったのは『素の自分』を見せられるようになったから。
それまで夫は、仮面をつけて猫を被っていたんですね。
ゲームに夢中な夫は、奥さまがいるからこそ安心してゲームをしているのかもしれません。
以下の女性のようなパターンです。
この前、ゲームの電源を付けときに「ゲームするなら一人にしてあげよう」と思い、別の部屋へ移動すると怒られました。
一度話しかけたときにフワフワした返事しか得られなかったので「集中してるんだな」と思い気を遣ったつもりなのですが…「何も言わずにどっか行くと怖い」「話しかけても大丈夫だから、一緒の部屋にいれば?」と、まともに会話もできないのに私には理解し難いことばかり言ってきます。
この旦那さまの表現、実は間違っていると言えます。
- 「何も言わずにどっか行くと怖い」 ⇒ 「どっか行くと寂しいじゃないか。」
- 「話しかけても大丈夫だから、一緒の部屋にいれば?」 ⇒ 「話しかけてもあまり返事しないかもしれないけど、一緒の部屋にいてくれよ。」
これが夫の本心でしょう。子どもと同じなんですよね。
奥さまと同じように『家庭の幸せ・子どもの成長を一番の楽しみにしてくれればいいのに…。』と感じますが。
小さな子どものような夫が、そこまで考えられないんですね。
夫と同じゲームをすると寂しさ解消になる理由
実は、私は、ゲームばかりしている旦那さまの気持ちがとってもよくわかります。
なぜなら、お恥ずかしながら、2度ゲームに若干依存しかけた時があったからです。
- 1度目:怪盗ロワイヤル
- 2度目:パズドラ
そして、自分自身が体験して、色々わかりました。
ゲーム嫌いでも楽しくなる可能性大
夫とは離婚し、子どもと3人暮らしの時のこと。元々ゲームをするきっかけになったのは、どちらも子どもです。
何かしていると思ったら、携帯を触っている子ども。
「ちまちまゲームばかりして、バカじゃないの?」と言いながら、イライラしていたんですね。
家の手伝いも、部屋の片付けもせず、食事の時・外出先で、いつ見てもゲームゲームゲームの子ども。
さすがに、してはいけない時はきちんと叱って約束をさせました。
母子家庭だったので、仕事から帰っても子どもがゲームばかりをしていて、とっても寂しかったんですね。
すると、ある日「ママもゲームすれば?面白いよ。」と子どもに誘われ、しぶしぶやり始めたのが怪盗ロワイヤル。
家族の会話に華が咲くと思ったのが、ゲームをやり始めた一番の理由です。
お宝を盗んで揃えてコンプリートしていくのですが、ゲームをやり始めると夢中になり、子どもの気持ちがわかった私。
自分が好んでやって始めてわかったんですね。
盗むタイミングがあったりで、『どうしても今!』という時あるんです。ゲームがしたくって、ウズウズしてしまいます。
同じゲームをして得られる一体感・幸福感
ゲームをしだして、子どもとの会話は驚くほど増加しました。
ゲームを元に会話が増える上、同じ事を楽しんでいるという一体感さえ、感じられました。
2度目のパズドラも、子どもと仲間になって喜びを共有しているたまらない幸福感。
極光の麒麟・サクヤの、攻撃力を25倍にするための火・水・木・光の同時消し、子どもと違ってなかなか素早くできないんですよね。
「ねーこれやって〜」とお願いして、実践で教えてもらうんです。
「も〜しょうがないな〜」と言いながら、操作してくれる子ども、それを横で見ている私。
その時たとえ会話がなくても、何と言いますか、とっても幸せでした。
私は大変、他者との関わりが苦手です。最終的に、怪盗ロワイヤルは仲間がお宝をプレゼントしてくれたりという他人との交流が面倒でやめました。
ゲームが自分の楽しみとなるかもしれない
そして、モンスターを強く育てていく喜びと、パズルゲームの楽しさもあり、パズドラは私自身の趣味にもなりました。
1人で黙々とできるため、空き時間を使ってしていました。
ですから、多少はゲームに依存している男性の気持ちもわかるような気がするんです。
いつでもどこでも、頭の中でパズルを動かしているんですね。
顔のパーツをパズルに見立て、目をこっちの目に動かして、鼻に持っていったら…みたいにおかしな夢も見るしで…。
仕事や家庭に影響はなかったのですが、依存になりつつある不安もあり、子どもがパズドラに飽きたのを期に、思い切ってスマホから削除しました。
ゲームの楽しさがわかれば見守れる
その後、子どもは変わらずゲームをしていました。
でも、自分もゲームの楽しさを知ったため、ゲームをしたい気持ちがよくわかったんですね。
ゲームをしている子どもに対し「仕方がないな〜」という、大きな心で見ることができました。
夢中になってゲームしている可愛さはもちろん、会話がなくてもそばにいられるだけでも幸福感を感じられるようになったんです。
元気な姿で、そばで好きなことをしている…それ以上に何が必要なのかって。
だって、パートナーの幸せは自分の幸せですよね。
楽しそうにしている姿を見られて、とっても嬉しくなりました。
もちろんゲームをする時間や場所など、約束事は絶対です。
ゲーム好きの夫を持った主婦にしかわからない切実な悩みですよね。
赤ちゃんや小さな子どもがいれば、なおさら大変だもん。
でも、ゲームが好きな人の気持ちを考えられるようになったことだけは確か。
「寂しいな〜」が、ほんの少しでも「楽しそうにしているな〜」という喜びに変われば、幾分かましですよね。
同時にその他の方法も行いながら、頑張りましょう。
日々ムカついたり笑ったりするのが夫婦、人間関係です。
悲しいかな、わからない夫は、何をしてもわかりません…。
プッチーナの言う通り、気づかなければやめないんだよね。
だから私は諦めた。
ちなみに、目には目を歯には歯をで、旦那さまと同じようにゲームばかりして思い知らせる方法はおすすめできません。
自分のしなければいけない家事育児の時間が減ってしまい、余計にイライラする原因になるでしょう。
ゲーム依存症について、くどくどと説明するのも逆効果。
喧嘩が増えギクシャクして、今以上ゲームばかりとなるかもしれません。
少しずつゲームの取り決めを作る
とはいえ、いつまでもゲームしている夫をほおっておくことはできません。
そうしながらも、「ゲームばかりしていると、私つまらない」「私は寂しい」と伝えて、ゲームの時間を決めたりなどルールを作っていければいいですね。